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「進撃の巨人」20巻 

 

進撃の巨人(20) (講談社コミックス)

進撃の巨人(20) (講談社コミックス)

 

 

今までにない迫真のストーリーでした。

手持ちのカードが尽きてきて、今この瞬間をどう決断するかに人類がかかっている、そんな混乱の中で、誰もがプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、考え、震え、戦う。

エルヴィンの揺らぎと決断

リヴァイの人間臭さ

アルミンの復活、そして...

 

いや〜面白いです。

私はアニメや映画で流行してた時の話より今の方が好きです!

Tシャツ着ててもお腹が動いてるのがわかる

胎動ってお母さんがお腹を触って「あ、動いた...」って微笑むようなソフトなイメージだったけど、実際はだいぶ違った。

まず動きが大きい。目をつむって手で触ってるとようやく感じることができる、くらいのイメージだったんだけど、そんなレベルじゃなかった。Tシャツ1枚だったらお腹が動いてるのが見た目でわかるレベル。グルングルン動くし、ポカポカ蹴ってて「元気なのはわかったから!そんなに蹴ったら痛いよ!」と思う。まだ7か月なので、これから痛いくらいもっと動くんだろうなあ。。

あと、さすがにいちいち感動はしなくなる。最初の頃は「すごいなー動いてるなー」と思ってたんだけど、今は気にしなくなってきた。「おーやっとるやっとる。」みたいな。

そして「人だな」って思うようになった。そりゃ見たわけではないけど、内側から手(足?)でぐーっと押されたり、しゃっくりを繰り返してるのを感じると、「あ、もう完全に人の形なのね」と思う。早く会いたいよ。待ってるよ。

歌詞カードがない悲しさ

今更ながら椎名林檎のアルバムを買った。amazonだとこれ。 

日出処

日出処

 

 私は定額音楽サービスを使ってない。そもそもクレジットカードを持たなくなったのでAppleMusicにも登録できない。けれど、家で過ごすことも多くなってきたので音楽が欲しくなり、CD世代の私がついにiTunes購入デビュー。

音楽自体はもう最高。最高なんだけど、ひとつだけ引っかかることがある。

 

iTunesには、歌 詞 カ ー ド が な い 。

 

まあ椎名林檎は聴き取れない歌詞も多いから歌詞を見たいっていうのもあるけど、そうでなくとも、歌詞をかみ締めながら聴くことができないのは違和感がある。

中学生のころ、CDを買って走って帰って、部屋を閉め切って、歌詞カードの写真や絵やフォントをうっとりと眺めながら音楽に聴き入るのは特別な時間だった。音楽を聴くとき以外でも、歌詞カードを引っ張り出しては眺めたり、それで歌ったりすることもよくあった。購入した音楽にはそういう体験が必ずできるというイメージがあった。

 

iTunesで買ったあとにそれができないことに気づくも後の祭り。今は仕方なく歌詞サイトなんかで見てるんだけど、クソださい広告とかが目に入てくると世界観を壊されてかなり不快だ。

 

自分で歌詞カード作ろうかなあ…。

さよなら山岸さん

いい美容院を見つけるのって、結構大変。

料金は高すぎず、接客は感じよく、質には多少こだわりたい。わたしは引っ越して新天地での美容院探しにかなり時間がかかった。

範囲は色々便利な池袋。ホットペッパー見ると軽く200件はあり、店の入れ替わりも激しい。評判が良さそうな店を試してみるけど、どうもピンとこないなあというのを何度も何度も繰り返していた。

 

気がつけば3年が経ち、もはや諦めかけていた頃、運命!と思える美容院に出会って、私の美容院ジプシー生活はやっと終わった。

少々値は張るけど、感じがよく、質が高い。担当は同じ年の男性の美容師さん。仮に山岸さんとしよう。彼のカットは同僚にも夫にもいつも好評だったし、何よりも「せっかくだから前回と一緒じゃなくて、こう変えてみましょうか」と、いつも新しい提案をしてくれた。こだわりが少なくて無精な私にはとてもありがたかった。片耳を出す髪型にしてくれた時は嬉しくて、イヤリングを月に4つも買って散財しまったほどだった。「この人に任せれば大丈夫」という安心感があった。この広い池袋でこの人に出会えて本当に良かったと、私の美容院事情は幸福感で満たされていた。

 

 

ところが、先日ネット予約しようとしたら、彼の名前がサイトから消えていた。そういえばこの間初めて美容院から何かのおしらせのハガキが届いたけど、ちゃんと読んでなかった。しまった。

 

とりあえず指名なしで美容院に行くと、店長さんが出てきて開口一番に「山岸が申し訳ございません」と頭を下げられた。どうやら山岸さんは辞めてしまったらしい。

店長さんも「僕も辞める前日に聞いて…。」と口をつぐんだ。他のスタッフさんも少し言いにくそうに「私も詳しくは知らないのですが、家庭の事情らしく。」と。

社会人としての礼儀もしっかりした人だし、そんな学生アルバイターみたいな事をするとは到底考えられない。何かのっぴきならない事情があったのは明らかだった。

けど、それ以上のことは知っていても客の私には話せないのだろうと思い、そうですか、残念です、と言うことしかできなかった。

 

その日は店長さんが担当してくれた。山岸さんにまったく劣らない、素敵な仕上がりだった。

 

けど、美容院を出て真っ先に思い浮かんだことは「次からはどこに行こう」だった。

技術も接客も文句ないはずなのに、じゃあ次は店長さんで、と割り切れない自分がいた。私はいつからか山岸さんに切ってもらうことに価値を感じていたらしい。山岸さんに切ってもらった髪、が気に入っていたようだ。美容や人にこだわりの薄い自分が、そんなことを感じていたとは。

 

人の事情はそれぞれだから、彼を疎む気持ちはない。けど、最後の挨拶ができなかったことが、それだけが、さみしい。 

さよなら山岸さん。信頼できる私の美容師さん。どうかお元気で。

いつかまたどこかの美容院で会えたら、また話をさせてください。

 

7ヶ月になった

2週間ほど前から、胎動が感じられるようになった。最初に感じたのは仕事帰りの電車内だった。席に座れず40分ほど立っていて、東京の文化をうらみ始めて、やっと座れたときだった。明らかに自分の意思とは別に、別の生命体が体内でえいと動いた感じ。安いSF映画でエイリアンが体内に入ってきてしまい、中から暴れるシーンを思い出した。疲れもあったせいかその動きが気持ちが悪く、「ええ、これがずっと続くの?つわりから解放されてやっと楽になったのに…」とそのときは思ったのだが、1日で慣れた。

 

それまでは「どうやら順調に大きくなっているらしい」という実感の少ない日々だったのだが、だんだんと「ここに別のいきものがいる」、「それは人っぽいな」と感じるようになった。そして今ではしゃっくりとパンチキックの違いはわかるようになった(と思う)。しゃっくりは一瞬ひゃくっと動く感じ、キックやパンチは内側がポカポカとぶつかる感じ。

 

それから、夫がお腹に耳を当てると、コポコポという水の音がするらしい。私は胎動を感じるし、夫は彼の音を聞く。

ふたりとも、君の変化を驚きながら楽しんでいる。君が出てくるのを待っている。おじいちゃんおばあちゃんたちも待っている。無事に出てこれるよう、私も協力するよ。